F1ヨーロッパGP

このレースは、「速い」と「強い」の差がはっきりと出たレースだった。

中盤まで確実に速かったのはベッテル。

最初から飛ばしに飛ばして、2位に10秒以上差をつけての1位で独走状態だった。

だが、接触事故によりセーフティーカー導入。

これで、ベッテルの築いた差は無くなる。

この時点でアロンソは3位に浮上。

リスタート時にうまく前のグロージャンをかわし2位に浮上。

前を走るベッテルは、故障によりリタイヤ。

後ろを走るグロージャンも、ペースを上げたアロンソに食らいつくも、
そのせいでマシンが故障。

あとは、余裕で1位フィニッシュ。

ちなみに、アロンソは11位スタートでした。

アロンソの「強さ」を改めて感じたレースだった。


あと、アロンソの後ろでゴタゴタあって、ライコネンが2位。

3位はなんとシューマッハ!!!

久しぶりの表彰台。

これもなんだか嬉しかった。


レースが終わった後に、チームの人と喜びあうのに夢中で、
「あれ?表彰される人ってどこにいくんだっけ?」
と一瞬迷うシューマッハ(笑)

地元スペインでの優勝に喜ぶアロンソは、
コース途中でマシンを停めて、ファンと喜びを分かち合う。

1人冷静に、表彰の準備を進めるライコネン。

この「差」も面白かった。

8人目のwinnerは出なかったけど、これでアロンソは再びポイントリーダー。

このままトップで行けるかは、ピレリのタイヤ次第なところがちょっとね…。

ピレリはF1運営側の要望でタレやすいタイヤを作っているに過ぎないのだが、
こうもタレやすいタイヤを見せられると、俺は車は持っていないが、
「絶対にピレリのタイヤはやめよう」
と思ってしまう。

ピレリのイメージは大丈夫なんだろうか…?

ブリヂストンの時は、やっぱすげーなブリヂストンと思ったもんだけど。


あ、可夢偉が、10位以内でスタートすると、どうしても入賞するイメージが持てない…。

絶対に良くない事が起きるって思ってしまって、大体その通りの事が起きる。

11位くらいだと、ちょうどいいんだけどね。

アロンソだって11位から優勝してるんだ!

頑張れ可夢偉!!